鍼灸と更年期治療との連携を考える「更年期のHRTと鍼灸連携研究会」は神奈川支部の分科会として、2016年11月19日(土)に開催しました。

会場はかながわ県民センター(横浜市神奈川区)。参加者は28名。

「HRTと鍼灸」という研究会テーマに、女性鍼灸師フォーラムや全国鍼灸マッサージ協会、現代医療臨床鍼灸研究会などの各会派を通じて、新進気鋭の女性鍼灸師が集まり、参加者の約半数を占めました(男性鍼灸師も数名参加)。

その他にも様々な職種のかたが多数集まり、健康を全身から捉える鍼灸をHRTに活かすことに興味津々の様でした。

当研究会が女性ホルモンの知識を深めたい鍼灸師ばかりでなく、他の職種の人達に向けて鍼灸への理解を深めてもらうには非常に有意義な研究会になると予感しました。

職種の内訳は、医師、鍼灸師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、美容師、サプリメントメーカー、そして鍼灸が更年期に役立つと聞き参加された患者様です。

研究会内では、更年期と思しき患者と医療とをつなぐこと、医師の時間的負担を減らすためにコメディカルが情報を吸い上げること、患者の不安を和らげ安心してHRTを継続させられる情報提供をすること、正確な更年期医療(ホルモン補充療法)を多方面から啓蒙すること、医師側との信頼関係を構築するなどこと、鍼灸への理解を深めて活用してもらうこと、など医師、患者、鍼灸師の三者全てにとって、多くの恩恵が期待できることを説明しました。

今後の研究会では鍼灸師だけでなく、更年期に悩む人に最初に接する可能性のあるコメディカル、美容師、サプリメント販売者など多くの職種も連携の主役になることを期待しています。そして患者様本人もこの連携研究会の主役です。多くの方々に知っていただき、ご参加をよろしくお願い致します。

次回は2月から隔月開催の予定です。

連携研究会では

・対象者のために満足度の高い情報の提供を行う
・他分野の専門知識を柔軟に取り入れる
・豊かな人間性と感性を生かし、お互いを尊重し円滑に連携する

を念頭に更年期と加齢のヘルスケア学会や日本サプリメント学会の発展に微力ながら貢献していきたいと思っています。

研究会の発足にあたり、ご尽力いただきました小山嵩夫理事長、神奈川支部長の黄宗聖先生、事務局の山川陽子様、山川文明様、ならびにご支援を賜りました河端恵美子先生や多くの諸先生方に心より御礼申し上げます。


研究会発足責任者(鍼灸師 メノポーズカウンセラー)
野溝 雄輔